「神戸ぶんか」異聞

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第21回 時代遅れ? 直して使う腕時計

30年近く使ってきた腕時計が止まった。買ったデパートへ持っていくと、一部の部品が磨耗していて、修理に2ヵ月もかかるという。外国のメーカーに送り返して直してもらうためだ。購入当時は、それこそ清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったシロモノだけに、時々電池さえ入れ替えておけば、正確に時を刻んでくれていた。 …[続きを読む

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第22回 雪が降る。プラザに楽しい企画

三宮の「プラザ」に、この冬も雪が降るらしい。ウインターセールの呼び物に、去年に続いて人工雪を降らせるという。今年は,降る雪にムービングライトを当てて、光と音とで雪のページェントを奏でるとか。京町筋の吹き抜けの3階から真っ白な雪が落ちてきて買物客の足をしばし留めようとの魂胆。 商店街やデパートのセール …[続きを読む

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第23回 国際展の応募作品を紛失

「ぶんか」の看板を掲げている当コラムとして、ぜひ触れておきたいことが起こった。兵庫県立美術館(神戸市中央区)が、国際公募展の応募書類の一部を紛失していたという。文化人にとっては重大な「事件」に違いない。 同美術館は、阪神大震災から10年の記念事業として被災地の文化復興を示そうと、「兵庫国際絵画コンペ …[続きを読む

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第24回 マイカー停車できない三宮

三宮界隈、とくに駅周辺へ自家用車で出かけると、不便極まりない。停車して人や荷物を安心して降ろしたり乗せたりする場所が見つからないからだ。 道路わきは、決まったようにバスとタクシーに占められている。 関西国際空港や大阪(伊丹)空港へのリムジンバス乗り場があるJR高架橋の南側道路も、なかなか停めにくい。 …[続きを読む

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第25回 マンションラッシュの正体

JR三ノ宮駅から新神戸駅までの主要道路・フラワーロードの両側は、いまマンションラッシュである。いま、というより阪神大震災からの10年間に、というべきだろう。ただ、現在も、三ノ宮駅寄りのいい場所を中心に5棟が建設中だ。そのうちに両側がぎっしりマンションで埋められそうな勢いだ。人気のない早朝に歩道橋から …[続きを読む

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第26回 神戸の春はどこから?

近畿地方に春一番が吹き荒れてから、逆に寒い日が続いた。西高東低の冬型気圧配置が戻り、六甲山に雪が舞うこともしばしば。春は未だし、の感がある。 ふと、神戸の春はどこから来るのか、気になった。東北や北陸など、冬が長く寒さが厳しい地方では春を待つ気持ちが強いためか、それぞれに伝統的な到来の合図がある。神戸 …[続きを読む

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第27回 空港経営、神戸市の手腕は?

建設中の神戸空港を見学した。埋め立て工事はすでに全体の8割以上が進み、220haの陸地ができあがっている。2,500mの滑走路が姿を表し、建設は順調に進んでいる。開港が来年2月16日と決まり、仕上げの工事が急ピッチだ。 空港はポートアイランドの南沖を埋め立てた空港島に造られている。すでにエプロン(駐 …[続きを読む

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第28回 残った!町なかの桜の木

予想よりかなり開花が遅れた今年の桜。静かに咲いて静かに去った――。日本の春を象徴する桜の話はこの間、多くのメディアで取り上げられ、人々は桜に、めいめいの「春」を感じたに違いない。 すでに散り初めたが、神戸市の町なかの一角にある桜の木の話を紹介したい。 それは、桜の名所・生田川に近い中央区熊内町の住宅 …[続きを読む

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第29回 新緑の六甲山に親しもう

新緑の季節だ。六甲山の木々の緑が目に眩しい。市街地の背後に屏風のようにそびえる 六甲山は、神戸市民にとって最も馴染みのある山だ。 しかし、この六甲山が100年前は岩砂むき出しのはげ山であった事実を知る人は少ない。当時の人々が生活の糧に木々を伐採したため、丸裸になったのだ。そこで神戸市が植林を始め、1 …[続きを読む

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第30回 絵画個展を前に作品紛失

先ごろ神戸市内の有名美術画廊で開かれた兵庫県内在住画家の絵画展を前に、主催者側が、その絵画展のメイン作品(10号、油絵)を紛失した。ヨーロッパを題材にした力作だった。 同展の案内はがきに、その作品の写真を大きく載せていたため、主催者は急遽、別の作品をあしらったはがきを刷り直し、「私どもの不手際により …[続きを読む

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